接待所(読み)せったいじょ

精選版 日本国語大辞典 「接待所」の意味・読み・例文・類語

せったい‐じょ【接待所】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 旅僧修行僧などを接待する場所。また、施しのために、湯茶などをふるまう所。
    1. [初出の実例]「司接待処、往還客 无寄住」(出典:円照上人行状(1302))
    2. 「此辺に接待所(セッタイショ)の候ぞ、其所へつれ進(まゐら)せんと云ける間」(出典:太平記(14C後)二〇)
  3. 催し場などで、客に湯茶や食事などをふるまう所。
    1. [初出の実例]「岩崎家の催し丈けに、〈略〉卅余ケ所の接待所に売切れの札を下げたものは一つも無かった」(出典:東京朝日新聞‐明治三八年(1905)一〇月三一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む