掴奉公(読み)つかみぼうこう

精選版 日本国語大辞典 「掴奉公」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐ぼうこう【掴奉公】

  1. 〘 名詞 〙 ( 草履(ぞうり)をつかんでする奉公の意 ) 草履取りとして奉公すること。また、その奉公を卑しめていう語。
    1. [初出の実例]「草履雪駄傘木履は、つかみぼう公する者の御器の実だが知らないか」(出典:浄瑠璃・加増曾我(1706頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android