精選版 日本国語大辞典 「掴立」の意味・読み・例文・類語 つかまり‐だち【掴立】 〘 名詞 〙① 幼児が、物につかまってやっと立つこと。[初出の実例]「その窓際では、次の子が漸(やっ)と掴り立をする頃であった」(出典:黴(1911)〈徳田秋声〉七一)② すべったり落ちたりしないように、物につかまって立つこと。[初出の実例]「真黒な岩につかまり立ちしてよじ登って行った」(出典:廬山(1971)〈秦恒平〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例