掻い回る(読み)かいまわる

精選版 日本国語大辞典 「掻い回る」の意味・読み・例文・類語

かい‐まわ・る‥まはる【掻回】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「かい」は接頭語 ) 回る。めぐる。
    1. [初出の実例]「御堂殿、儀同三司の御車に乗りぐし給ひて、御ありきありけるに、辻をかいまはりける所を、牛ことによく引きたりければ」(出典:古今著聞集(1254)二〇)

かい‐もとお・る‥もとほる【掻回】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「かい」は接頭語 ) からみつく。もつれる。
    1. [初出の実例]「恋風がきてはたもとにかひもとおれてなふ、そてのおもさよ」(出典:虎明本狂言・金岡(室町末‐近世初))

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