掻い詰め(読み)カイヅメ

デジタル大辞泉 「掻い詰め」の意味・読み・例文・類語

かい‐づめ【×掻い詰め】

すきまを作るために、物と物との間に棒などをはさむこと。また、そのもの。
片角木枕を―にして」〈浮・二十不孝・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掻い詰め」の意味・読み・例文・類語

かい‐づめ【掻詰・支かひ詰】

  1. 〘 名詞 〙 物のすきまを作るために、物と物の間にはさみ込むこと。また、そのもの。ささえ。つっかい。
    1. [初出の実例]「ひくき軒端の下のかひつめ 町並も替る事とはしりながら」(出典:俳諧・独吟一日千句(1675)第三)

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