掻い蹲う(読み)かいつくばう

精選版 日本国語大辞典 「掻い蹲う」の意味・読み・例文・類語

かい‐つくば・う‥つくばふ【掻蹲】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「かい」は接頭語 ) うずくまる。しゃがむ。また、両手を地について身体前方に曲げる。かいつくまう。
    1. [初出の実例]「とっとみ山の其おく山の、こけざるこざるが、あめにそぼぬれてひひつくばふてかいつくばふて」(出典:浄瑠璃・凱陣八島(1685頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android