掻き抱からふ(読み)カキイダカラウ

デジタル大辞泉 「掻き抱からふ」の意味・読み・例文・類語

かき‐いだから・う〔‐いだからふ〕【×掻き抱からふ】

[動ハ四]抱き合う。
「わが妻、このわらは二人―・ひて臥しぬ」〈今昔三一・九〉

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関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「掻き抱からふ」の意味・読み・例文・類語

かき‐いだから・う‥いだからふ【掻抱】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「かき」は接頭語 ) 抱き合う。
    1. [初出の実例]「我が妻此の童と二人掻抱(かきいだ)からひて臥しぬ」(出典今昔物語集(1120頃か)三一)

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