掻き集む(読み)カキツム

デジタル大辞泉 「掻き集む」の意味・読み・例文・類語

かき‐つ・む【×掻き集む】

[動マ下二]いろいろと寄せ集める。かき集める。
「―・めて昔恋しき雪もよに」〈朝顔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「掻き集む」の意味・読み・例文・類語

かき‐つ・む【掻集】

  1. 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙かきあつめる(掻集)
    1. [初出の実例]「かきつむる浜の松葉は年をへてこだかく払ふ風にこそ待て」(出典:高遠集(1011‐13頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android