精選版 日本国語大辞典 「掻暗」の意味・読み・例文・類語
かき‐く・れる【掻暗】
〘自ラ下一〙 かきく・る 〘自ラ下二〙 (「かき」は接頭語)
① 空などが暗くなる。
② 心が暗くなる。悲しみに沈む。
※海人刈藻物語(1271頃)三「心のやみにいとどかきくれ給も」
③ 姿が見えなくなる。存在した形跡がなくなる。また、死ぬ。
かい‐くらみ【掻暗】
かき‐くら・む【掻暗】
〘自マ四〙 (「かき」は接頭語)
① 空などが暗くなる。暗む。
② 悲しみなどのために目の前が暗くなる。暗む。
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