薄暮(読み)ハクボ

デジタル大辞泉 「薄暮」の意味・読み・例文・類語

はく‐ぼ【薄暮】

日が暮れようとするころ夕暮れたそがれ。「薄暮の迫る街」「薄暮ゲーム」
[類語]晩方夕方日暮れ夕暮れ夕べ夕刻黄昏火ともしごろ宵の口暮れ方イブニング今夕夕間暮れう魔が時大禍おおまがナイトフォール黄昏たそがれ

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精選版 日本国語大辞典 「薄暮」の意味・読み・例文・類語

はく‐ぼ【薄暮】

  1. 〘 名詞 〙 ゆうぐれ。くれがた。ゆうがた。薄晩
    1. [初出の実例]「薄暮孤飛雁、閑中聴不煩」(出典菅家文草(900頃)二・孤雁)
    2. [その他の文献]〔漢書‐外戚伝〕

うす‐ぐれ【薄暮】

  1. 〘 名詞 〙 日没から暗くなるまでの間。はくぼ。
    1. [初出の実例]「Vsugure(ウスグレ)」(出典:日葡辞書(1603‐04))

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普及版 字通 「薄暮」の読み・字形・画数・意味

【薄暮】はくぼ

日ぐれ。〔漢書、外戚上、高祖呂皇后伝〕呂后、乃ち~戚夫人を囚(とら)へしむ。~戚夫人舂(うすつ)き且つ歌うて曰く、子は王爲(た)るも 母はと爲る 日舂きて(せま)り 常に死と伍を爲す

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