揉み皮(読み)モミガワ

デジタル大辞泉 「揉み皮」の意味・読み・例文・類語

もみ‐がわ〔‐がは〕【×揉み皮/×揉み革】

なめし皮の表面を削り、もんで柔らかにしたもの。表面に細かいしぼがある。おしかわ

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精選版 日本国語大辞典 「揉み皮」の意味・読み・例文・類語

もみ‐がわ‥がは【揉皮・揉革】

  1. 〘 名詞 〙 獣皮の表面を揉んで柔らかにしたもの。おしかわ
    1. [初出の実例]「白なめしは白きなめし革也。白かはは白きもみ韋也」(出典:随筆・貞丈雑記(1784頃)一四)
    2. 「茶の揉革の手摺れたポートフォリオ」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)

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