揚戸(読み)アゲド

デジタル大辞泉 「揚戸」の意味・読み・例文・類語

あげ‐ど【揚(げ)戸】

縦溝に沿って上下に開閉する戸。
戸の上端に蝶番ちょうつがいなどを取り付け、つり上げて開ける戸。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「揚戸」の意味・読み・例文・類語

あげ‐ど【揚戸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 縦みぞに沿って上下に開閉する戸。
    1. [初出の実例]「春の月椽の揚戸(アゲド)の重からば逢はで帰らむ歌うたへ君」(出典舞姫(1906)〈与謝野晶子〉)
  3. 上部蝶番(ちょうつがい)などで取り付けてあり、上の方に釣り上げるようにして開く戸。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む