揚縁(読み)アゲエン

デジタル大辞泉 「揚縁」の意味・読み・例文・類語

あげ‐えん【揚(げ)縁】

商家店先などに、つり上げられるようにつくられた縁。夜には、それを上げて戸の代わりとする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「揚縁」の意味・読み・例文・類語

あげ‐えん【揚縁】

  1. 揚縁〈守貞漫稿〉
    揚縁〈守貞漫稿〉
  2. 〘 名詞 〙 商家の店先などにあって、釣りあげるようにつくった濡縁(ぬれえん)。夜は立てて戸の代わりとして用いた。揚店(あげみせ)
    1. [初出の実例]「あげゑんの下から犬がのびをして出る」(出典:洒落本・通言総籬(1787)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android