揮洒(読み)きしゃ

精選版 日本国語大辞典 「揮洒」の意味・読み・例文・類語

き‐しゃ【揮洒・揮灑】

  1. 〘 名詞 〙きさい(揮灑)
    1. [初出の実例]「蕭蕭鬚髪、倚牀操毫、冥捜沈吟淋漓揮洒之態、宛乎在目」(出典:南海先生文集(1784)三・七家雪并引)
    2. 「人に頼まれて揮灑(キシャ)する書幅などに」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android