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揮発性有機化合物 きはつせいゆうきかごうぶつ volatile organic compounds

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知恵蔵2015の解説

揮発性有機化合物

常温・常圧で空気中に揮発(蒸発)しやすい有機化合物で、石油由来のベンゼントルエンキシレンなどの炭化水素類や、トリクロロエチレンテトラクロロエチレンジクロロエタンなどの有機塩素系化合物がある。揮発すると大気汚染物質となり、水に溶けると土壌や地下水汚染の原因物質となる。いずれも発がん性があり、排出基準環境基準が定められている。VOCの工場などからの排出を規制するため、大気汚染防止法が2004年に改正された。改正法では、VOC排出量の多い塗装施設、乾燥施設などの6業種、数千工場を指定し、排出基準を設定し、遵守を義務付けた。PRTR法に基づく集計では、塗料の溶剤に使われるトルエンやキシレンが最も環境への排出量が多い。

(畑明郎 大阪市立大学大学院経営学研究科教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

きはつせい‐ゆうきかごうぶつ〔‐イウキクワガフブツ〕【揮発性有機化合物】

揮発性があり大気中で気体状になる有機化合物の総称。光化学反応によって光化学オキシダントを発生させるほか、土壌・地下水汚染の原因となる。VOC(volatile organic compounds)。VOCs。

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監修:松村明
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