揺り据える(読み)ゆりすえる

精選版 日本国語大辞典 「揺り据える」の意味・読み・例文・類語

ゆり‐す・える‥すゑる【揺据】

  1. 〘 他動詞 ワ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ゆりす・う 〘 他動詞 ワ行下二段活用 〙 ( 室町時代頃からヤ行にも活用した )
  2. ① ゆり動かして動かない位置にとどめる。ゆすって落ち着かせる。また、ある動揺のあった後の心を静める。
    1. [初出の実例]「夕立の晴るれば月ぞ宿りける玉ゆり据うる蓮の浮葉に」(出典:山家集(12C後)上)
  3. ② うねる波が船を一瞬静かにとどめる。
    1. [初出の実例]「船はゆりあげゆりすゑただよへば、扇もくしにさだまらずひらめいたり」(出典:平家物語(13C前)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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