精選版 日本国語大辞典 「搗交」の意味・読み・例文・類語
つき‐ま・ぜる【搗交】
〘他ザ下一〙 つきま・ず 〘他ザ下二〙
① 搗いてまぜあわせる。異質のものを一緒に搗いてまぜる。
※宇津保(970‐999頃)楼上上「白きところには、白物にはやくがいをつきまぜてぬり」
② 種々のものをいっしょにする。とりまぜる。
かち‐まぜ【搗交】
〘名〙
① 臼(うす)などでついてまぜ合わせること。
② 念頭にかけること。気にかけること。
※浮世草子・好色染下地(1691)三「花紫様のお盃でもと、つきにつゐて申ゆへ、初のほどはかちまぜもいたしませなんだが」
つき‐まぜ【搗交】
〘名〙
① 搗きまぜること。また、そのまぜたもの。
② 種々のものをいっしょにすること。とりまぜること。
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