念頭(読み)ネントウ

デジタル大辞泉 「念頭」の意味・読み・例文・類語

ねん‐とう【念頭】

心の中の思い。胸のうち。「念頭に浮かぶ」「念頭にない」
[類語]胸中胸襟胸懐胸裏胸臆胸間胸三寸意中襟懐方寸考え思い

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精選版 日本国語大辞典 「念頭」の意味・読み・例文・類語

ねん‐とう【念頭】

  1. 〘 名詞 〙 こころの中。かんがえの内。心頭心中。胸中。
    1. [初出の実例]「一たび其境界に至た者は、念頭(トウ)を動ぜん事ない、念頭を動せば、一つな事を知ぬ者ぞ」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)一)
    2. 「自ら念頭を去らざる痛苦をも其間に忘るるを得べく」(出典:金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉中)
    3. [その他の文献]〔伝習録‐中〕

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普及版 字通 「念頭」の読み・字形・画数・意味

【念頭】ねんとう

心のうちに思う。

字通「念」の項目を見る

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