摘取る(読み)ツミトル

デジタル大辞泉 「摘取る」の意味・読み・例文・類語

つみ‐と・る【摘(み)取る】

[動ラ五(四)]
植物の芽・葉・実などを指先でつまんで取る。「新茶を―・る」
大きく育つ前に取り除く。「悪の芽を―・る」「古い体制が若い才能を―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「摘取る」の意味・読み・例文・類語

つみ‐と・る【摘取】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 植物の実や芽などを指先でつまんで取る。
    1. [初出の実例]「摘とりて手にすへあぐるたかな哉〈云成〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)一)
  3. 文や話の要点を抜きとる。
    1. [初出の実例]「此の養生のことは外国の説どもを摘み取って綴(つづ)り合はせ」(出典:志都の岩屋講本(1811)下)

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