新茶(読み)シンチャ

デジタル大辞泉 「新茶」の意味・読み・例文・類語

しん‐ちゃ【新茶】

その年の新芽を摘んで製した茶。はしり茶。 夏》「たらたらと老のふり出す―かな/鬼城
[類語]日本茶麦茶煎茶抹茶碾き茶玉露番茶緑茶グリーンティーほうじ茶玄米茶碾茶てんちゃ薄茶お薄濃い茶芽茶葉茶茎茶粉茶銘茶粗茶渋茶空茶からちゃ出涸らし

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精選版 日本国語大辞典 「新茶」の意味・読み・例文・類語

しん‐ちゃ【新茶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. その年の最も早いころの新芽を摘んで作った茶。はしり茶。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「ただ斎の家の中新茶を試てのうだか」(出典:玉塵抄(1563)一二)
    2. [その他の文献]〔顧況‐焙茶塢詩〕
  3. 元祿時代、初めて店に出た遊女をいう。

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飲み物がわかる辞典 「新茶」の解説

しんちゃ【新茶】


春に出てきた新芽を摘み、その年、最初に生産される茶。普通、緑茶についていう。さわやかな味わいとすぐれた香気があり、年間でもっとも品質のよいものとして好まれる。◇「一番茶」ともいう。

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