摽梅(読み)ヒョウバイ

デジタル大辞泉 「摽梅」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐ばい〔ヘウ‐〕【×摽梅】

《「詩経」召南・摽有梅から。梅の実が熟して落ちる意》女性婚期を過ぎようとしていること。また、婚期にある男女

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「摽梅」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐ばいヘウ‥【摽梅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「摽」は落ちるの意。「詩経‐召南・摽有梅」の詩が、自らを木の上に残った梅の実にたとえ、自分に求婚するなら今がよい時だと男に呼びかける娘の歌であるところから ) 男女がちょうど婚期にあること。適齢期の男女。特に女子のそれ。〔蔡邕‐協和婚賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android