ダ行下二段活用の動詞ナヅから変化成立したもの。室町時代の中期以降、ナヅの未然形ナデ+助動詞ウのナデウが長音化し、さらに子音が破擦音化し、ナヂョウとなる。その一方でジ・ヂ・ズ・ヅの混同とともにザ行とダ行の拗音節においても混同が見られるようになる。たとえば、「わごりょがかほなぜうほどに」〔虎明本狂言・不聞座頭〕のように「なでう」が「なぜう」と書かれる例が見られるに至り、ナズ(ナゼル)が成立したとされる。しかし、完全に交替することはなく、両形が併存し、現在にいたっている。
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...