撫ぜる(読み)ナゼル

デジタル大辞泉 「撫ぜる」の意味・読み・例文・類語

な・ぜる【×撫ぜる】

[動ザ下一]なでる」の音変化。「頰を風が―・ぜる」

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精選版 日本国語大辞典 「撫ぜる」の意味・読み・例文・類語

な・ぜる【撫】

  1. 〘 他動詞 ザ下一段活用 〙なでる(撫)
    1. [初出の実例]「野飼ひの荒駒も君が手綱は逢ふ夜の床よ、撫ぜ撫ぜ、引寄せて、ゆらりと乗って出でたるは」(出典:浄瑠璃・大塔宮曦鎧(1723)着到馬ぞろへ)
    2. 「火照った肌を風がなぜて通る」(出典:水(1972)〈古井由吉〉)

撫ぜるの語誌

ダ行下二段活用の動詞ナヅから変化成立したもの。室町時代の中期以降、ナヅの未然形ナデ+助動詞ウのナデウが長音化し、さらに子音が破擦音化し、ナヂョウとなる。その一方でジ・ヂ・ズ・ヅの混同とともにザ行とダ行の拗音節においても混同が見られるようになる。たとえば、「わごりょがかほなぜうほどに」〔虎明本狂言・不聞座頭〕のように「なでう」が「なぜう」と書かれる例が見られるに至り、ナズ(ナゼル)が成立したとされる。しかし、完全に交替することはなく、両形が併存し、現在にいたっている。

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