擦り火(読み)すりび

精選版 日本国語大辞典 「擦り火」の意味・読み・例文・類語

すり‐び【擦火・摺火】

  1. 〘 名詞 〙 火打石と火打金を打ち合わせておこした火。きりび
    1. [初出の実例]「木の葉かき寄せ摺火(スリヒ)(うち)、ほくちに移せば」(出典浄瑠璃源平布引滝(1749)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む