擬泰西人上書(読み)ぎたいせいじんじょうしょ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「擬泰西人上書」の意味・わかりやすい解説

擬泰西人上書
ぎたいせいじんじょうしょ

明六社を組織したり,貴族院議員であった中村正直が,明治5 (1872) 年新聞雑誌に発表した論文内容は,キリスト教公認を主張して,天皇みずからが洗礼を受けて教会中心として人民を治めるべきであるというもの。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android