改質ガソリン(読み)カイシツガソリン

化学辞典 第2版 「改質ガソリン」の解説

改質ガソリン
カイシツガソリン
reformed gasoline

重質ナフサ接触改質によって得られる高オクタン価ガソリンで,芳香族炭化水素含有量が多い.わが国の市販ガソリンでは,分解ガソリンとともに基材として使用されている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「改質ガソリン」の意味・わかりやすい解説

改質ガソリン
かいしつガソリン
reformed gasoline

ナフサ (低オクタン価の直留油) を接触改質法,熱改質法などで処理してできるガソリン。オクタン価 (→ノッキング ) が高く,ナフサより炭素原子が少く,比重が軽い。自動車ガソリンとして利用されるほか,芳香族化合物を多く含むため石油化学原料としても使用される。

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