放射性鉱物(読み)ほうしゃせいこうぶつ

最新 地学事典 「放射性鉱物」の解説

ほうしゃせいこうぶつ
放射性鉱物

radioactive mineral

ウラントリウムのような天然の放射性元素を含む鉱物総称。ウラン,トリウムの放射性崩壊により,これらの鉱物には一般にメタミクト化現象がみられる。ウランを主成分とする放射性鉱物はウラン燃料の原料として原子力に利用。このような鉱物の例としては,ウラン鉱物では,酸化物(閃ウラン鉱等),珪酸塩(ウラノフェーン等),リン酸塩(サーレアイト等)などがあり,トリウム鉱物では方トリウム石,トール石等がある。モナズ石のように希元素を含む鉱物にはしばしばウラン,トリウムが含まれる。

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百科事典マイペディア 「放射性鉱物」の意味・わかりやすい解説

放射性鉱物【ほうしゃせいこうぶつ】

ウラン,トリウム,ラジウムなどの放射性元素を相当量含有する鉱物。それら放射性元素の崩壊で放射能を有し,ガイガー計数管や写真フィルムに感ずる。ピッチブレンド,センウラン鉱,リン灰ウラン鉱,モナズ石など。原子力資源として重要。

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世界大百科事典(旧版)内の放射性鉱物の言及

【鉱物】より

…この方法は鉱物の決定を行うにあたり長年にわたって用いられてきた手法であって,現在並用されているX線粉末回折法とともに鉱物学に欠くことのできない方法である。(10)放射性 鉱物のなかにはウラン,トリウムなどを含有し放射性をもつものもあり,放射性鉱物と呼ばれている。センウラン鉱,モナザイトなどいくつかの鉱物がこれに属する。…

※「放射性鉱物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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