放射線診断学(読み)ほうしゃせんしんだんがく(その他表記)diagnostic radiology

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「放射線診断学」の意味・わかりやすい解説

放射線診断学
ほうしゃせんしんだんがく
diagnostic radiology

X線の透過作用,写真作用,ケイ光作用などを利用して疾患を発見し,治療に役立てる学問。放射線物理学・生物学,解剖学病理学など,広範な基礎知識が要求される。医学のほとんど全分野で利用されている。診断のためのX線撮影法には多くの種類がある。高圧撮影,低圧 (軟線) 撮影,拡大撮影,立体撮影,重複撮影,断層撮影,回転横断撮影,連続撮影,間接撮影ゼロラジオグラフィー,X線映画を用いる方法,コンピュータ断層撮影などで,最近は,造影剤を使用する特殊診断法の進歩が著しい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む