ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「放射線診断学」の意味・わかりやすい解説 放射線診断学ほうしゃせんしんだんがくdiagnostic radiology X線の透過作用,写真作用,ケイ光作用などを利用して疾患を発見し,治療に役立てる学問。放射線物理学・生物学,解剖学,病理学など,広範な基礎知識が要求される。医学のほとんど全分野で利用されている。診断のためのX線撮影法には多くの種類がある。高圧撮影,低圧 (軟線) 撮影,拡大撮影,立体撮影,重複撮影,断層撮影,回転横断撮影,連続撮影,間接撮影,ゼロラジオグラフィー,X線映画を用いる方法,コンピュータ断層撮影などで,最近は,造影剤を使用する特殊診断法の進歩が著しい。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by