放濫(読み)ホウラン

デジタル大辞泉 「放濫」の意味・読み・例文・類語

ほう‐らん〔ハウ‐〕【放濫】

[名・形動]勝手気ままであること。みだりに道理に背くこと。また、そのさま。
「女の言葉遣いは…むしろ―に走る嫌いがあった」〈荷風濹東綺譚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「放濫」の意味・読み・例文・類語

ほう‐らんハウ‥【放濫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 勝手気ままなこと。みだりに道理にそむくふるまいをすること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「暗愚之民放濫之輩、各募己威、不皇憲」(出典三代制符‐建久二年(1191)三月二二日・後鳥羽天皇宣旨)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む