敏才(読み)びんさい

精選版 日本国語大辞典 「敏才」の意味・読み・例文・類語

びん‐さい【敏才】

  1. 〘 名詞 〙 すぐれてさとりが早い才能。また、その人。
    1. [初出の実例]「何季穆は、敏才豪邁自ら許して、李・何・王・李の間に、馳騁上下せんとす」(出典:作詩志彀(1783))
    2. [その他の文献]〔後漢書‐宦者伝論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「敏才」の読み・字形・画数・意味

【敏才】びんさい

すばしこい。〔後漢書、宦者伝論〕或いは才給對(応待が早い)、巧をり實を亂る。~故に能く昏幼を回惑し、聽を(めいぼう)す。

字通「敏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android