デジタル大辞泉 「敏」の意味・読み・例文・類語
びん【敏】
[類語]鋭敏・機敏・俊敏・明敏・賢い・鋭い・




(毎)(まい)+
(又)(ゆう)。
は髪飾りをつけ盛装した婦人の姿。その髪に手をそえている形が
。妻に似た字形で、妻は結婚のときの姿。
は家の祭事にいそしむ婦人の姿。その髪に糸飾りを加えると
(繁)(はん)となる。繁飾の意。〔説文〕三下に「疾(はや)きなり」と敏疾の意とする。
(しよう)は敏捷の捷の初文。妻の下部を走る形としたもの。敏捷とは祭事に奔走することをいう。〔説文〕に字を
声とするが、金文に
を「
(いそ)しむ」と用いる例があり、
・
を同義に用いており、繁簡の字である。また〔詩、大雅、生民〕に姜
(きようげん)が「
の武(あし)の
(あと)(拇(おやゆび))を履(ふ)み」后稷を
(はら)んだという感生帝説話が歌われており、
を拇(ぼ)に仮借して用いる。古くその音であったのであろう。
トシ・トホル・オオ・トクス・サトシ 〔字鏡集〕
カタ・スミヤカ・ウヤマフ・トホル・トシ・ツトム・トクス
を〔説文〕十三上に
に作り、「馬の髦
(ばうしよく)なり」とするが、もと
・
に従う字で、婦人が儀礼にのぞんで繁飾することをいう字である。
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[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...