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救急医療情報システム

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

救急医療情報システム

救急患者の受け入れ可能な病院を検索できるシステムで、島根県など数県を除く都道府県が導入。妊婦らが対象の「周産期医療情報システム」もある。総務省の調査で北海道や宮城県で両システムの更新が遅れ、十分機能していない実態が判明。8月に奈良県で妊婦が死産した問題では、救急システムが夜間、大半の産科が「受け入れ不可」を表示し、周産期システムでは消防機関が不参加だったことがわかり、県が見直しを進めている。

(2007-12-31 朝日新聞 朝刊 1社会)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

救急医療情報システム
きゅうきゅういりょうじょうほうしすてむ

各都道府県ごとに設置された、救急医療に関する情報集約システムの一つ。コンピュータセンターと救急医療情報センター医療機関消防本部との間を通信回線で結んであり、消防本部による、救急隊の活動に対する側面支援として、救急患者を最適な医療機関へ収容するために必要な医療機関応需情報(診療科目、診療・手術の可否、男女別空きベッドの有無)を収集する。医療機関に設置してある端末装置から、リアルタイムで最新の情報を入力、蓄積する。これにより救急現場に出場中の救急隊から、収容予定の医療機関について応需状況の問合わせがあった場合、迅速かつ適正に応答できる。また、一般市民、医療機関等からの問合わせに対しても案内を行う。また大規模な地震発生時には端末装置が災害運用に切りかわり、被災地内の各医療機関からは稼働状況、傷病者数、医師・看護師要員の状況等の情報が、また被災地以外の医療機関からは受け入れ可能な病床数、医師・看護師の派遣などの情報が入力され、都道府県や消防機関等へ提供される。[窪田和弘]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内の救急医療情報システムの言及

【救急医療】より

…その後,脳外傷等の重症患者を治療することができる高度の診療機能をもつ救急医療センターが,交通事故多発地域および人口100万に1ヵ所程度の割合で各地に整備された。さらに,内科・小児科系患者の比率が増し,76年から厚生省は,救急医療体系および救急医療情報システムの整備を図っている。 この救急医療体系とは3次からなり,軽症者のための救急医療を担当する第1次救急医療施設として,原則人口5万以上の市に,休日・夜間急患センターを整備し,また,郡市医師会単位で在宅当番医制を設けている。…

※「救急医療情報システム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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