デジタル大辞泉 「可否」の意味・読み・例文・類語 か‐ひ【可否】 1 よいかよくないか。事のよしあし。「可否を論じる」「可否を決定しかねる」2 賛成と不賛成。可決と否決。「可否相半ばする」[類語](1)是非・正否・当否・可不可・適否・良否・理非・正邪・善悪・曲直きょくちょく・優劣・よしあし/(2)賛否 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「可否」の意味・読み・例文・類語 か‐ひ【可否】 〘 名詞 〙① いいことと悪いこと。よしあし。善悪。かふ。[初出の実例]「評二定此詩篇可否一」(出典:江談抄(1111頃)四)「褒貶の義、あるひは異教にはしり、或は卑俗にしたがって可否(カヒ)一定ならず」(出典:信長記(1622)起)[その他の文献]〔史記‐李斯伝〕② ( ━する ) よいとして認めたり、不可として認めなかったりすること。許可と不許可、または、賛成と不賛成。かふ。[初出の実例]「譬へば橘をも柑をも人のこのみこのみによる程に、其の如に茘子と竜顔とは、どれがよいと云て、可否し事もないぞ」(出典:四河入海(17C前)一〇) か‐ふ【可否】 〘 名詞 〙 =かひ(可否) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「可否」の読み・字形・画数・意味 【可否】かひ よしあし。能否。〔左伝、襄三十一年〕裨(ひじん)善く謀る。~裨と乘りて以て野に(ゆ)き、可否を謀らしむ。字通「可」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報