救貧院(読み)きゅうひんいん

大辞林 第三版の解説

きゅうひんいん【救貧院】

イギリスの貧民収容施設。一七世紀後半から二〇世紀初頭までみられた。労役場。ワークハウス。

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精選版 日本国語大辞典の解説

きゅうひん‐いん キウヒンヰン【救貧院】

〘名〙 貧困者を収容し、救済するために設けられた公私の施設。
※最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉二六「実に養育院又は救貧院(キウヒンヰン)に入るべく」

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世界大百科事典内の救貧院の言及

【もてなし】より

…巡礼はその疲労のためにも発病したが,また病気のゆえに巡礼に出た(とくに癩患者)。このため古いホスピタリティの延長上に,教会のもとで,病院(ホスピタルhospital)と宿泊所ないし救貧院,養老院(ホスピスhospice)が発展した。〈どんな目的でやって来た者にでも〉家を開く能力が私人に失われるとともに,犯罪人や政治亡命者を含む緊急避難者を保護する機能も教会のものとなり,これには教会の世俗権力に対する独立性の主張が関連している(アジール)。…

【労役場】より

…イギリス救貧法で有能貧民を組織的に稼働させるために,17世紀後半から設けられた施設。救貧院,懲治院などともいう。1722年労役場テスト法(ナッチブル法)では,怠惰を戒め救貧費の縮減を目指して,有能貧民の労働意欲を労役場でテストし,その労役場以外のすべての救済を抑制しようとしている。…

※「救貧院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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