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教勝 きょうしょう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

教勝 きょうしょう

?-? 奈良時代,長屋王の娘。
母は藤原長娥子(ながこ)。天平(てんぴょう)元年(729)左大臣であった父は藤原氏の密告で聖武(しょうむ)天皇から謀反をうたがわれ自刃(じじん)した(長屋王の変)。教勝ら4人兄妹は,母が藤原不比等(ふひと)の娘であったため罪をまぬかれたという。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

教勝

生年:生没年不詳
長屋王の娘。天平1(729)年の長屋王の変では,一族は自殺したり,縁座して処刑されたりした。しかし教勝は藤原不比等の娘(長娥子)が母であったため,特に死を免じられたと『続日本紀天平宝字7(763)年10月条にみえる。教勝という名は出家名であろう。死を免された彼女は,おそらく出家して余生をすごしたと考えられる。なお正倉院文書の天平15(743)年2月の文書に,写経所が経典(『解深密教』『法華経』『薬師経』『金剛般若経』)を借りた人物のひとりとして教勝の名がみえる。この教勝もおそらく彼女のこととしてよいと思われる。

(吉田一彦)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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