散地(読み)さんち

精選版 日本国語大辞典 「散地」の意味・読み・例文・類語

さん‐ち【散地】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ひまな地位権勢のない地位。〔新唐書‐郭子儀伝〕
  3. 兵法で、士卒戦意を失い、気を散らしやすい土地。たとえば、家を案じて戦意を散らしやすい、自国の地など。〔孫子九地
  4. 使用していない土地。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android