散所雑色(読み)さんじょぞうしき

精選版 日本国語大辞典 「散所雑色」の意味・読み・例文・類語

さんじょ‐ぞうしき‥ザフシキ【散所雑色】

  1. 〘 名詞 〙 古代末・中世散所に居住して、摂関家など有力な公家社寺雑役を勤仕した者。
    1. [初出の実例]「件輩為田堵、年来耕作庄田、不済地子物、或称八幡宮寄人、或号殿下散所雑色、鎮致遁避者」(出典:内閣文庫所蔵文書‐寛徳二年(1045)五月一八日・関白家政所下文案)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む