散茶舟(読み)さんちゃぶね

精選版 日本国語大辞典 「散茶舟」の意味・読み・例文・類語

さんちゃ‐ぶね【散茶舟】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代新吉原へ通う遊客が乗った舟。山谷舟。
    1. [初出の実例]「東の遊び三国一の散茶舟(サンチャぶね)流るる水は隅田川」(出典:長唄・両洲隅田川名所づくし(1756))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android