デジタル大辞泉 「散茶造」の意味・読み・例文・類語 さんちゃ‐づくり【散茶造(り)】 元禄(1688~1704)ごろから見られる、江戸の遊郭新吉原の店の構え方。局店つぼねみせを広く構え、大格子をつけ、庭も広くとった。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「散茶造」の意味・読み・例文・類語 さんちゃ‐づくり【散茶造】 〘 名詞 〙 江戸時代、元祿(一六八八‐一七〇四)頃から造り始めた、新吉原の遊女屋の店の構え方。風呂屋の造り方を模したもの。局店(つぼねみせ)を広く構え、大格子をつけ、庭も広くとった。散茶。〔随筆・洞房語園異本考異(1789頃)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例