精選版 日本国語大辞典 「散蓮華」の意味・読み・例文・類語
ちり‐れんげ【散蓮華】
〘名〙
① 散った蓮(はす)の花。《季・夏》
② (形が①に似ているところから) 柄(え)の短い、小さな陶製もしくは金属製のさじ。れんげ。
※洒落本・船頭部屋(19C初)鳥居町舟宿の套「どうこ火ばちへしんちうのちろりをつけ、なべ鳥をかけ、手しほちりれんげなどみごとにならべて」
③ 細長くて、しゃくれた顔。しゃくれ顔。また、その人。
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