数が知れる(読み)スウガシレル

デジタル大辞泉 「数が知れる」の意味・読み・例文・類語

すう・れる

多く、打消しの語を伴う)どの程度だかわかる。たかが知れる。
何所どこまで押がおもたいんだか―・れないと思って」〈二葉亭浮雲

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「数が知れる」の意味・読み・例文・類語

すう【数】 が 知(し)れる

  1. ( 数えきれるの意から ) 程度がわかる。たいがいである。打消の表現を伴って用いられることが多い。
    1. [初出の実例]「是れほど持って居やあがって、有るのねえのと喰隠し、どこまで太えか数(スウ)が知(シ)れねえ」(出典歌舞伎処女評判善悪鏡白浪五人女)(1865)二幕)

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