数まえる(読み)かずまえる

精選版 日本国語大辞典 「数まえる」の意味・読み・例文・類語

かず‐ま・える ‥まへる【数まえる】

〘他ア下一(ハ下一)〙 かずま・ふ 〘他ハ下二〙
① かぞえ入れる。員数の中に入れる。仲間に入れる。
※宇津保(970‐999頃)吹上下「つかうまつれば、おほやけにかずまへられず」
② それにふさわしい人としてあつかう。世間で人並みに認める。
源氏(1001‐14頃)橋姫「その頃、世にかずまへられ給はぬ古宮おはしけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android