敵立つ（読み）かたきだつ

精選版日本国語大辞典「敵立つ」の意味・読み・例文・類語

〘自動詞タ行四段活用〙 ( 「だつ」は接尾語 ) かたきのように見える。争ったり憎んだりしている相手らしく見える。
1. [初出の実例]「よくもあらぬ、かたきだちたる人も、あるやうにおもむけて、隠し忍び侍るぞ」(出典：源氏物語（1001‐14頃）手習)

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