敷手(読み)シキテ

デジタル大辞泉 「敷手」の意味・読み・例文・類語

しきて【敷手】

雅楽高麗楽こまがく高麗壱越いちこつ調の中曲。舞は四人舞。渤海ぼっかい貢ぎ船を歓迎して作ったという。番舞つがいまい裹頭楽かとうらく重来舞しきまい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「敷手」の意味・読み・例文・類語

しきて【敷手】

  1. 雅楽の曲の一つ。高麗壱越(いちこつ)調。右舞常装束で、青海波(せいがいは)のように輪を作って、四人で舞うもの。天皇御元服のときに奏せられたもの。渤海(ぼっかい)から伝来したという。〔色葉字類抄(1177‐81)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android