斉東野人の語(読み)せいとうやじんのご

精選版 日本国語大辞典 「斉東野人の語」の意味・読み・例文・類語

せいとうやじん【斉東野人】 の=語(ご)[=言(げん)

  1. 道理を知らない田舎者ことば。信用できない言説のたとえ。
    1. [初出の実例]「雲の上のことしらぬ島人共が語り伝へしにて、所謂斉東野人の語なるべし」(出典:島根のすさみ‐天保一一年(1840)一一月一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android