斑犀の帯(読み)ハンザイノオビ

デジタル大辞泉 「斑犀の帯」の意味・読み・例文・類語

はんざい‐の‐おび【斑×犀の帯】

まだらの斑紋のある犀の角を飾りに用いた石帯せきたい四位五位の者が束帯のときに、また公卿諒闇りょうあんの際に用いた。

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精選版 日本国語大辞典 「斑犀の帯」の意味・読み・例文・類語

はんざい【斑犀】 の 帯(おび)

  1. 束帯の革帯の飾りの銙(か)にまだらの犀の角を用いたもの。殿上人常用の束帯の石帯犀角の帯。斑犀。〔十巻本和名抄(934頃)〕

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