岩石学辞典 「斑状変晶質組織」の解説 斑状変晶質組織 変成作用の過程で発達する組織で,他のものより際立って大きな結晶が形成され,周囲が小さい結晶のマトリクスでできた組織[Becke : 1903, 1913].この際に形成された大きな変成鉱物を斑状変晶(porphyroblast)と呼び,自形変晶であることが多い.肉眼的には火成岩の斑晶のような偽斑状(pseudoporphyritic)となる.ホルンフェルスに多く見られる. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報