斗棒(読み)トボウ

デジタル大辞泉 「斗棒」の意味・読み・例文・類語

と‐ぼう【斗棒】

穀物を量るときにますに入れたものを平らにならす棒。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「斗棒」の意味・読み・例文・類語

と‐ぼう【斗棒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 穀物を量る時に枡(ます)を平らにならす棒。枡掻き。とぼ。
  3. ( と形が似ているところから ) 新潟県道祖神祭(さえのかみまつり)に用いる祝棒一種白膠木(ぬるで)などの木を用いることが多く、木を削って鍔の形を作ったりして、腰にさしたり、手に持ったりする。粥杖。祝棒。〔随筆北越雪譜(1836‐42)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android