最新 地学事典 「斜里岳火山」の解説
しゃりだけかざん
斜里岳火山
Sharidake volcano
北海道東部知床半島の基部に位置する第四紀火山。標高1,547m,基底直径約10km。円錐形の成層火山であるが,侵食が進んでおり,山麓斜面には深い谷が刻まれている。山体はおもに安山岩質の溶岩と火山砕屑物からなり,山麓はこれらの二次堆積物からなる。山頂付近には岩脈が露出しており,放射状に配列する。斜里岳火山はおもに20〜30万年前の火山活動により形成された。現在,高温の噴気孔はない。
執筆者:後藤 芳彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

