斧磨村(読み)よきとぎむら

日本歴史地名大系 「斧磨村」の解説

斧磨村
よきとぎむら

[現在地名]秦荘町斧磨

松尾寺まつおじ村の北に位置する。地名伝承は、昔一人の木樵が針を作るために斧を磨いていた。それを見た高僧がその意気に感じて村名をつけたといわれる。天正一九年(一五九一)五月の愛知郡蔵入目録(芦浦観音寺文書)に「よきとき村内」とみえ高六八石余。慶長五年(一六〇〇)彦根藩領となり、慶長高辻帳によきとき村とみえ高三三五石余、うち小物成六斗。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android