断種法(読み)だんしゅほう

精選版 日本国語大辞典 「断種法」の意味・読み・例文・類語

だんしゅ‐ほう‥ハフ【断種法】

  1. 〘 名詞 〙 優生学上の見地から、手術によって生殖機能を失わせることを認める法律日本では昭和二三年(一九四八公布優生保護法で規定していた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の断種法の言及

【優生学】より

…ゴールトンの思想は,イギリス本国でよりはアメリカ社会で広く受け入れられた。アメリカは優生断種のための法律を最も早くとり入れた国であり,1931年までに全米30州で断種法が成立し,このときまでに約1万2000件の手術が行われた。さらにこの思想は移民制限の論拠にも用いられた。…

※「断種法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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